2007.05.16 Wednesday
雑学(?)その1
昨夜のマスターズの「半溺れ」の疲れを引きずっての、今朝のレッスン参加。
‥遅刻の理由は決して「寝坊」ではありませんよ〜setaさん ‥20日ぶりの‥い‥さん、大丈夫だったでしょうか Swim 2000 さて、ココからは昨日のレッスンに関連した「雑学」をひとつ‥。 ただし、いつものごとく記憶違いや、不確かな、根拠のない意見が満載なので、 他言無用です
まず「2軸泳法」について‥。詳しいテクニックについては判らないけど、この言葉が競泳界や世間でメジャーになったのはソープを中心としたオーストラリア勢の活躍が発端だったと思う。‥が、それよりかなりの前から、トライアスロン等のOWSの世界では「海で速く泳ぐクロール」として紹介されていた。
‥オーストラリアなどの、日常生活で「マリンスポーツ」や「海」で泳ぐのが当たり前(だと思う)の国々では、必然的に自然の「波」に揺られながら泳ぐわけだから、プールのように左右対称の綺麗な「ローリング」で泳げるわけはなく、土壌がそれなのだから「競泳」においても「2軸泳法」が主流となったのは、ごく自然の流れだと文献にも説いている。 もし仮に、ソープが日本で生まれ育ったのなら、もし「1軸」で泳いでたなら、もっと速かったかもしれないし、その逆だったかも知れない 「泳いだあとに肩甲骨の動きが柔らかくなる?!」 コレについては先ずは「初動負荷理論」から‥。野球のイチロー選手や中日の山本昌選手、陸上短距離の伊藤コージ選手や有森選手など数え挙げたらキリないほど、有名どころが信奉する名コーチ「小山裕史さん」のトレーニング法で、この人についても僕のイイ加減な知識は省略し、‥「股関節」と「肩甲骨」「肩」のトレーニング方法を筆頭に、ジュニアのトレーニング法まで数々の文献を出されています。 初動負荷トレーニング(←リンク)実施後は確かに「関節稼動域」は大きくなる‥つまり筋肉の好ましくない「縮み」は起こらないということです。 前置きが長くなりましたが、このトレーニング法をトライアスロンの実業団チームの監督のYAO選手が研究された理論の、1部分が「肩甲骨のほぐし」であり、「肩甲骨の動きを大きくする」ものも含まれていたと記憶しています。 以上の点から「泳いだあとに肩甲骨の動きが柔らかくなる?!」は、とりあえず可能でしょうね。‥ただ、あくまで「競泳」をしているのだから、肩甲骨を「柔らかくするのが」目的ではなく、タイムを↑上げるには、柔らかく使えるテクニックを習得し、それを駆使して速く泳ぐ練習をするってところでしょうか PS、結構 トライアスロンというスポーツは単純に異なる3種目を足しただけではなく、それ自体を1つの競技と考えているところもある分、ユニークで個性的だったり、歴史が浅い分、積極的に新しいトレーニングを採り入れてたりと、本屋の「立ち読み」の格好の標的。だいぶパクれます また、衛星チャンネルで放映される、世界各国での「Wカップシリーズ」(Bコーチも現役時代転戦)での選手の泳ぎは圧巻! ‥「競泳」よりカメラが近いのも手伝って、迫力満点。 「ホントに1500泳ぐの?!」という「腕の回転スピード」で、どちらかと言えば、J.エバンス風の泳ぎかな?!…ただし彼らがプールで泳ぐ時には、また別の泳ぎをするのかも知れませんが…。 いずれにせよ、僕としては、ふらふらグニャグニャの「無軸クロール」、1日も早く卒業したいものです |